こんにちは、モブ農です。
今回は、2025年のタマネギ栽培の反省記録を残しておこうと思います。
先に結論を言うと――
歴史的大失敗でした。
忘れたいけど忘れたくない(笑)

◆ 想定していた最悪が、両方とも出た
この春、もっとも警戒していた2つの問題:
- ベト病の発生
- トウ立ちの多発
どちらも、しっかり出ました。
「まさか両方…」と思ってたら、まさかの両方です。
大きな原因は、ここ数年の気候の変化が大きそうです。
- 育苗期の高温
- 冬の異常な暖かさ(暖冬)
この2つががっちり影響して、見事にハマりました。

◆ モブ農の反省ポイント
その1|播種のタイミングが甘かった
例年より1週間遅らせたのですが、それでも早すぎました。
高温のせいか、トウ立ちの嵐。
今年は「もう2週間遅くすべきだった」と痛感。
その2|暖冬への警戒が足りなかった
12月以降、気温が下がらないまま年越し。
動き出しの早いタマネギたちが成長過多になり、トウ立ちの下地が完成してました。
その3|防除、気合いが空回り
「今年はちゃんと防除するぞ」と決めて、有機JASで使える農薬も準備していました。
…が、いざとなると「無農薬でいけるかも」と迷って、結局何もしないままベト病大爆発。
モブ農、やりがちです。
◆ 来年への作戦メモ(※自分向け)
ここからが大事。次のタマネギの播種がすぐ始まります。
来年は、この反省をガッツリ活かします。
✅ 1|播種をもっと遅らせる
→ 例年より2週間遅く。今年はまだ甘かった。
✅ 2|育苗期から防除開始
→ 育苗ハウス内からベト病対策をスタート。防除は後手じゃなく、先手で。
✅ 3|白マルチに変更
→ 暖冬+収穫期の高温対策に、畑の温度上昇を抑える白マルチを採用。
→ 株間も確保するため、135cm幅マルチに変更予定。
✅ 4|面積は増やさない
→ 今年の失敗を見ると、**「うまくできるようになるまで増やさない」**が大正解。
→ 欲張らず、まずは成功体験を作る。
◆ モブ農のつぶやき
畑の失敗って、**育てながら実感するしかない“痛み”**ですよね。
でも、だからこそ強く記憶に残るし、来年に活かせる。
タマネギも、草も、気温も、ぜんぶコントロールできない。
でも、毎年ちょっとずつ近づけることはできる。
その積み重ねを信じて、また種をまきます。
🌱今日も畑にいるよ。
暑くても寒くても、またやるのが農家なんだな。
来週も更新予定です!
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