土壌肥料

土壌肥料

分解・発酵・腐敗

発酵も腐敗も、益虫も害虫も本来は自然の一部。人間が“善悪”をつけているだけ──そんな視点で土づくりや微生物との付き合い方をやさしく解説。モブ農家が考える、自然に寄り添う農業の姿。
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野菜栽培における「土壌と時間」の関係

野菜栽培では資材より「時間」が土づくりを左右します。残渣や緑肥の分解、ガス抜け、団粒化など、自然の力が働くまでの“待つ余白”についてモブ農が経験ベースで解説します。
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【稲わらの早期鋤込み】“土に時間を与える”という考え方

稲わらの分解は積算温度で決まり、早期鋤込みが翌年の土づくりと生育を大きく左右します。雑草抑制・苗の活着・春作業の軽減などの効果を、現場の農家目線でわかりやすく解説します。
土壌肥料

マグネシウムの役割と、私の圃場での付き合い方

こんにちは、モブ農です。マグネシウム(Mg)という元素は窒素、リン酸、カリウム、カルシウムに比べると「地味」な印象です。でも、圃場を見ていると、この地味な元素が作物の“安定感”にどれだけ関わっているかを実感することが多くあります。数字に振り...
土壌肥料

カリウムとの付き合い方──数字に振り回されず、土を観る

こんにちは、モブ農です。私の圃場では、ほとんどの畑でカリウム(K)が高めに出ます。分析では「300mg/100g」という数値もあり、最初はそれを見て焦りました。「カリウム過多=悪い」と思い込み、とにかく減らそうと必死だったんです。でも、いろ...
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リン酸は「動かすもの」──火山灰土壌と鶏ふん、緑肥の関係

こんにちは、モブ農です。リン酸については、ずっと気になっているテーマのひとつです。最近は、「リン酸は“入れる”ものではなく、“動かす”ものではないか」と考えています。リン酸は“肥料成分”じゃなく、“土の成熟度を示す指標”ではないか土壌分析で...
土壌肥料

野菜に含まれる硝酸は本当に有害? 最近わかってきたこと

かつて「硝酸=悪者」とされた野菜の硝酸態窒素。実は人類はずっと摂取してきた自然な成分で、血圧改善や運動効率アップなどの効果も注目されています。農家の立場から、正しい理解と注意点を解説します。
土壌肥料

窒素肥料は悪者じゃない!タンパク質にたとえると見えてくる役割

窒素肥料は植物に欠かせない栄養素。悪者ではなく、適切に効かせれば収量だけでなく食味や品質も高めます。有機肥料=食事、化学肥料=プロテインにたとえ、分かりやすく解説します。
たまねぎ

がんばれ!!モブ農家

― 畑にいるよ。―こんにちは。このブログ「がんばれ!!モブ農家」は、名前のとおり「その他大勢の農家=モブ農家」である私が主人公です。特別な肩書もなければ、目を引くような成功もありません。有機農業を続けながら、草に追われ、虫に悩み、作物の出来...